テレビに入れるときのCMの作り方

2009/06/221 コメント

カテゴリー: 動画作成講座

先日、tvkさんの制作担当の方にレクチャーをしてもらいました。

テレビ業界標準というこの仕様を守って初めてテレビに流せるんだよ、ということです。
守らなきゃ!

1.CMの秒数 良く使われる順番に
テレビの場合・・・15秒単位
・15秒
・30秒
・45秒

ラジオの場合
・20秒
・40秒
・10秒

なので、映像をテレビで使いたいときは、15秒、30秒を基準に作りましょう。
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2.ステカット
15秒のCMといっても、15秒の映像を作ればいいというものではないのでした。
捨てカットというものを前後にくっつけないといけません。
これは、ぴったりしておいてちょっとしたタイムラグなどを補正する役目や、放送事故をなくす為だそうです。 各々3秒ずつ前後に始まるときの静止画、終わったときの静止画を付け加えます。
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万が一前のCMが3フレーム(1秒は約30フレーム)ずれていたとして、ぴったり15秒のCMだと、3フレーム絵がなくなってしまいます。 そうすると画像のちらつきがおこり、天然のサブリミナル効果が生まれたり、つまり放送事故につながってしまうのです。

3.クレジット
ステカットの前にはこのCMがどんな内容なのかを記述したクレジットを12秒入れます。
先ほどの図にさらに前に12秒追加します。
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本来、さらにこの前にカラーバーを45秒間付け加えます。
単に15秒のCMなのに、計1分18秒の映像にしてから、渡すのだそうです。

4.音の約束
映像は、CM本編より前にステカットとして静止画を入れておきますが、音は違います。
15秒のCMなら、前後1/2秒は音が入れられません。 要するに映像は15秒あっても、音は14秒しか入れられないのです。
音がぷっつり切れないような配慮だそうです。
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15秒CMの始まってから1/2秒から始まり、終わる直前、14秒と1/2秒のところで音は消えていなければなりません。

また、音量ですが、最近特にデジタルで制御することが多くなってます。 万が一0デシベルを超える(割れる音が出てしまった)場合、映像も音も途切れてしまうので、細心の注意を払っているようです。
音量は、-6dbくらいのところで針が触れるように、抑え目にしましょう。

5.収めるメディア
上記仕様を守って映像を作り、テレビ用に映像を納める場合、上記情報を印刷して添付し、DVCAMという、家庭用ビデオ規格のMiniDVより二回りくらい大きなデジタルビデオテープに収録して収めなければなりません。
そのレコーダーだけでも、50万円以上・・・ はぁ。

こうしてみると、いろいろな決まりがあるもんですね。

テレビが世に出て何年たつのでしょう。
それまでの知恵と経験から作られてきた仕様なんでしょうね。
映像を学び、CMを作る際には必要な知識として、まとめて見ました。


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